先日開催したENDEX2016(エンディング産業展)は、参加者数約23,000名との主催者からの発表があり、台風にも見舞われたものの、盛況のうちに終了したようです。
ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
昨年同様、会場の雰囲気から、葬儀業界だけでなく、宗教界の方々が大勢来場されていたことからも、近年の葬儀の縮小化への対策に悩んでいる方が多いことや、また、空き家対策と言った、これまでエンディングとは関係のない業界がビジネスに関わってきていることから、超高齢化への対策としてのビジネスも変化していることなどが、感じとれました。
これまでは、介護、葬儀、石材、供養等の各業界が別々の展示会を開催し、それぞれの業界でビジネスを行っている方がそれぞれの展示会に参加するという光景が展開されていましたが、昨年から、このENDEXが開催されることによって、「死」の前後の業種が一堂に会して出展されたり、セミナーを受講することができるようになりました。
いつの日か各業界が連動して、「死」と向きあう本人、ご家族、支える人達が不安なく生活し、仕事をしていけるようなネットワークが形成されていくことを、心から望みます。
次回からは、8月22日、23日に行われたグリーフサポートの関するセミナーに登壇された方々のセミナー内容などについて、ご紹介させていただきます。