グリーフサポートとの出会い②

エンバーミングを学ぶために入学したピッツバーグ葬儀科学大学(Pittsburgh Institute of Mortuary Science)での卒業試験直前の授業で、こんな質問が一人の講師から出されました。

「ペンシルベニア州で、フューネラルディレクターのライセンスを取得するためには、アメリカ国籍をもっていなければならない。これは正しいか間違っているか、さてどちらでしょう?」

「ん?これって、正解か? …。」

「待て待て、これが間違いなく正解だったとしたら、この学校を卒業しても、ピッツバーグで、インターンシップやれないし、インターンできなかったら、ライセンスも取得できないじゃないかーーーーー!!!。」
っと一瞬にして頭が真っ白になりました。

学校と同じ州の会社であれば、インターン先を探すことは難しくないのですが、これが他の州となると話しは別です。結局、僕は200社以上に履歴書を送り、インターン先を探すことになるのですが、まあ、送った企業からは、なしのつぶて。全滅でした。

仕方なく、アメリカ国籍が、ライセンス取得の条件になっていない州で、僕をインターンとして雇用する価値があるであろう、日系人が多い州を探し、その中からニューヨーク州、ニュージャージー州、カリフォルニア州の3つに絞り込み、継続的に就職活動をしていく覚悟を決めたのでした。

そんな時に、「あなたは、グリーフサポートをする為に生まれてきた」と言ってくれた講師のフィリスが、「これは、グリーフサポートをとことん学びなさいという事なんじゃないの?」と、改めて背中を押してくれたのでした。

こうして僕は、心理学系の大学院を受験する事になったのです。

このくだり、詳しいことは、著書の「エンバーマー」を読んでいただけると嬉しいです。
▼書籍紹介リンク
http://www.griefsupport.co.jp/about/#p3

-続く-

【過去記事】

- グリーフサポートとの出会い①