グリーフサポートとの出会い①

7月の終わりに、アメリカの恩師、アラン・D・ウォルフェルト博士の下でグリーフの学びを深めてきました。アラン氏が教えているのは、コロラド州にある、”Center For Loss & Life Transition”という教育機関で、ここでは、死別体験をした人たちと接する、あらゆる職種の人たちが、グリーフについて学んでいます。

帰国後、そういえば、アラン氏のところで学ぶようになってどのくらいの年月が経ったのかと、ふと思い立って調べてみました。

アランの著書との出会いは、エンバーミングを学ぶために入学したピッツバーグ葬儀科学大学(Pittsburgh Institute of Mortuary Science)での授業でした。
そして、縁を感じるのは、アランは、以前この学校の理事をしていたということです。

大学の授業の中で、「グリーフ」、「コミュニケーションスキル」、「子供とグリーフ」などの授業を担当していたフィリス・クパロスという講師が使っていたテキストが、アランの著書であったことが、今思えば彼との出会いだったといえます。学校に入学したのは1994年ですから、グリーフサポートとの関わりは、ここから始まったと言えます。

そして、ある日授業が終わった後、僕は彼女に呼び出され、
「あなたは、グリーフサポートをする為に生まれてきたのよ。とことん突き詰めて学んだ方がいいわ。大学院に行きなさいよ。」と言われました。
この日、彼女が僕の背中を半ば無理無理押してくれなければ、今の仕事に就くことはなかっただろうと思います。

その時は、正直「半信半疑」どころか、「この人はいったい何言ってんだ? いやいや、ムリムリ。大学院なんてあり得ないし…。」といった感じでした。それが今となっては自分のライフワークになっているのですから、本当にフィリスの直観には、心から感謝するばかりです。

-②に続く-
グリーフサポートとの出会い②